【東大発ベンチャー】本郷ベンチャー企業11社ご紹介

グリーンテクノロジーを育み、地球と共に歩む ~Green Earth Institute株式会社(グリーン・アース・インスティチュート)(バイオテクノロジー)~

Green Earth Institute株式会社(グリーン・アース・インスティチュート)(バイオテクノロジー)

Green Earth Institute(グリーン・アース・インスティチュート)は、東京大学卒業後、通産省(現在の経産省)、米国のワシントン大学とペンシルベニア大学留学、内閣官房国家戦略室を経た伊原智人氏が代表取締役社長を務めるカーボンニュートラルなバイオ燃料、飼料添加物になるようなアミノ酸、石油化学由来ではないグリーン化学品を作る会社です。

再生可能資源であるバイオマスを原料として、バイオ燃料やグリーン化学品を製造する新規産業である「バイオリファイナリー」のプラットフォームとなり、世界が直面しているCO2による地球温暖化の問題、化石燃料中心のエネルギーの限界、人口の増加に伴う食料不足といった課題の解決の実現を目指しています。

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私たちの地球を救うのは、植物と藻類です ~株式会社アルガルバイオ(バイオテクノロジー)~

株式会社アルガルバイオ(バイオテクノロジー)

アルガルバイオ(バイオテクノロジー)は、東京大学で博士号を取得し、東京大学大学院先端生命科学専攻特任研究員を経た、竹下毅氏が2018年に設立した、藻類の研究や生産、新規市場開拓を行っている企業です。

藻類の研究ではトップクラスの技術を持ち、投資主の東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)が、東証一部のミドリムシ研究を中心としたユーグレナ社の技術を超えると予測しています。

アルガルバイオは、カロテノイドや長鎖不飽和脂肪酸など、希少な機能性成分を保有する藻類を生産しています。また、開発した多様なクロレラの機能性について明らかにし、健康補助食品としての利用など、藻類の用途拡大と普及をしています。

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魅惑的技術で社会の礎を成す ~ソナス株式会社(IoT)~

ソナス株式会社(IoT)

ソナスは、ソニーで半導体の研究開発に従事した後、東京大学先端科学技術研究センター勤務を経た大原壮太郎氏が2015年に創立した、全く新しいIoT無線技術を実現する「UNISONet」を提供する企業です。

「UNISONet」は、無線の持つ弱点である、バッテリーの少なさ・通信の安定性・制約の多さを「同時送信フラッディング」と「細粒度スケジューリング」という技術を組み合わせることで解決します。

「同時送信フラッディング」は無線のルーティングと呼ばれる作業を無くすことでシンプルにし、「細粒度スケジューリング」は発信元ノードを状況に応じて適切に選択し、それを緻密にスケジューリングすることによって、省電力化や安定化を実現します。これらの技術は現在日本だけでなく、世界的に注目されており、ソナス自身も海外進出を目指しています。

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【CEOメッセージ】

全ての人々のモビリティにパワーをもらたす ~BionicM株式会社(バイオニックエム)(ロボティクス)~

BionicM株式会社(バイオニックエム)(ロボティクス)

BionicM(バイオニックエム)を設立した孫小軍氏は、9歳のときに右足を切断し、その後北京大学の交換留学生として来日し。ソニーでエンジニアに従事した後、東京大学大学院博士課程でロボット義足の研究に従事し、2018年に研究内容を事業化するために設立しました。

BionicM(バイオニックエム)の提供する義足は、ロボット工学と生体工学を学際的に融合し、センサーで姿勢や動作を認識し、制御によってアシストします。また、CYBATHLON(サイバスロン)という障がいのある人たちがアシスト機器を使って、日常生活に必要な動作で競う国際競技大会に出場します。小規模ですが、裁量の大きい仕事が孫氏の直下でできる環境が整えられてます。

リアル空間にアルゴリズムを導入し、デジタルの恩恵をすべての人へ ~株式会社Lightblue Technology(画像解析)(AI)~

株式会社Lightblue Technology

株式会社Lightblue Technologyは、人にフォーカスした画像解析を開発・販売する本郷ベンチャーで、代表取締役の園田亜斗夢氏が2018年に設立しました。
AIによる画像解析を「人」にフォーカスする技術「Human Sensing」は、人物や物体検出など、複数の画像解析技術を高度に組み合わせた時系列解析によって、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。これらの先端技術を広めて労災ゼロを目指しています。

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【CEOインタビュー】AIで「労災ゼロ」目指す東大発スタートアップ

現場をアップデート ~ARAV株式会社(建設)(DX)~

ARAV株式会社

ARAV株式会社は建設現場のDX・自動化を目指す本郷ベンチャーで、代表取締役社長の白久レイエス樹氏が2020年に設立しました。
「遠隔地にある建機のリアルタイム操作システムの提供」を行っていて、このシステムは1000km以上離れたところからも操作を可能にしています。これによって、建設・建機業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

【企業情報】ARAV株式会社
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今回ご紹介したのは一部であり、まだまだ多数の「本郷ベンチャー」が世の中を変革させようと日々活動しています。東大発ベンチャーはこれからどんどん増えていき、在学中に起業する学生も多くなるでしょう。これからの「本郷ベンチャー」にぜひご期待ください。

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この記事を書いた人

スタクラ編集部


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