「視えない」を「わかる」に 視覚障害の世界を変える
株式会社Raise the Flag.は、視覚障がい者の自立とQOL(生活の質)向上を目指し、革新的な支援デバイスの開発に取り組むスタートアップです。
主力製品である次世代型感覚デバイス「SYNCREO(シンクレオ)」は、音響と振動によって空間や物体の情報を正確かつリアルタイムに伝達し、視覚に代わる新たな知覚体験を提供します。
また、スマートクリップ「みずいろクリップ」は、液体の…
茨城県
|事業内容
ジスルフィドリッチペプチドをベースとした新規な医薬品・農薬・バイオケミカルの研究開発
当社は、DRPを大腸菌のペリプラズム空間内に発現し正しい構造にフォールディングさせた後、培養液中にDRPを分泌させる技術Super Secrete法を日本の化学会社と共同で開発しています。一般的に、大腸菌はペプチドやタンパク質を培養液中に分泌できませんが、Super Secrete法では特殊な培養液を用いることでそれを可能にします。大腸菌を破砕してペプチドやタンパク質を精製する方法では、LPSなど大腸菌由来の成分の混入を避けるために、入念な精製工程が必要です。一方、Super Secreteでは、大腸菌を破砕する必要がないため、菌体由来の成分の混入の大幅な削減と精製工程の簡略化が可能となります。当社はラボレベルの少量スケール生産法(小型のジャーファーメンターを用いた培養と精製法)を確立しています。
これにより、初期の開発ステージにおける薬理学的試験(細胞アッセイ、動物試験)、安定性、毒性・安全性試験に必要な量のDRPを提供することが可能となりました。
|Disulfide-Rich Peptide (DRP)とは?
ジスルフィドリッチペプチド(DRP)は分子内に複数のジスルフィド結合を有するペプチドです。通常、20から60個のアミノ酸から構成されます。特に、クモやサソリ、ヘビなどの毒液中に含まれるDRPは、イオンチャネルやGPCRに対して、強力かつ選択的に作用することが知られています。DRPはそのジスルフィド結合が生み出す堅固なフレームワークにより、直線状ペプチドと比較して、分解酵素、酸、熱に対して高い安定性を持っています。また、コンパクトで安定な構造であるがゆえに、免疫原性が低いことが知られています。このような特性により、DRPはイオンチャネルやGPCR薬開発のための有望のリード化合物であると考えられています。
当社は、DRP 創製のプラットフォーマーとして、医薬品分野では創薬研究型企業のサポートを進めるとともに、同技術をベースにアグリサイエンスやマテリアル分野におきましても幅広い展開を進めてまいります。
|当社のビジネスモデル
DRPによるペプチド医薬品開発および農薬成分の開発をミッションに掲げ、2つのビジネスモデルで事業を展開しています。
<Drug Discovery Partnering>
当社のスクリーニングプラットフォーム技術を活用して、クライアントとの共同研究により、機能性DRPをオーダーメイドで開発します。
<In-house pipelineのライセンスアウト>
社内パイプラインとして研究開発を進め、医薬品候補DRPを製薬企業へライセンスします。
会社名 | Veneno Technologies株式会社 |
---|---|
代表者名 | 代表取締役社長 吉川寿徳 |
所在地 | 茨城県 |
会社URL | https://veneno.jp/ja/jphome/ |
設立 | 2020年 |
従業員数 | 10人以下 |
ファイナンス情報 | ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。 |
代表取締役社長 吉川寿徳
1990年東北大学薬学部学士課程修了。1990年~2004年中外製薬株式会社(新薬の研究開発推進部門、薬制部門他)、イギリス3年間の駐在を含め、組み換えタンパクや抗体医薬など複数のグローバル開発品でプロジェクトマネジメントや薬事戦略、薬制業務などを実践。2004年~2010年株式会社エムズサイエンス取締役、2010年~2013年株式会社ボナック取締役兼経営企画室長、2012年~2021年株式会社アクアセラピューティクス代表取締役社長と、複数のバイオベンチャーで新薬の研究開発に携わりつつ、会社創業から資金調達、株式上場業務を含めた会社経営、管理業務、IPO対応などを実践。Veneno Technologies株式会社代表取締役社長(President & CEO)。
CSO・CTO 木村 忠史
1989年東北大学理学部生物学科卒業。1991年上智大学大学院修士課程修了。1991年~1994年三菱化成工業株式会社にて一般薬理学研究に従事。1998年筑波大学大学院博士課程修了。1998年に工業技術院生命工学工業技術研究所入所(現 産業技術総合研究所)、現在に至る。各種イオンチャネルの電気生理学的研究およびタランチュラ毒DRPの研究を行い、その後のDRP SpaceTM (イオンチャネル焦点化ペプチドライブラリー) やPERISSTM法(大腸菌を用いた進化的分子工学に基づく新しい高速スクリーニング法)等を開発、一気通貫型の技術であるVeneno SuiteTMとしてまとめ上げた。Veneno Technologies株式会社の創業者であり取締役(CSO・CTO)。
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人生をかける、
スタートアップに出会おう。成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載
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MYCLJapan(マイセルジャパン)はキノコの専門家4社が設立した、国内ではキノコ業界”初”となるグローバルベンチャー企業です。
・海外向けに日本のキノコ技術の普及を手掛けてきた「株式会社SALAI International Japan」
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株式会社ビーフソムリエは、世界初のサービス「B-som診断」を提供しています。
生産者は科学的データに基づく改善策を得ることで、潜在的な遺伝能力を最大限に引き出し、安定的かつ高品質な肉牛生産を実現できます。
採血プロセス:肥育開始時に初回採血、推奨として3~6ヶ月後に再採血し、個体差を可視化
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バイオミメティクスシンパシーズ株式会社は、再生医療の社会実装を目指して2008年に設立されたバイオベンチャーです。細胞治療の中でも、特に間葉系幹細胞(MSC)の可能性に着目し、基礎研究から臨床応用、製品開発、そしてライセンス展開までを一貫して担う体制を構築。国内外の医療・研究機関と連携し、先進的な治療の実現に取り組んでいます。
現在は、以下4つの柱で事業を展開しています:
○臨床開発/パイプライン
乳がんに伴う難治性潰瘍や敗血症を対象に、MSC治療法の臨床開発を推進。
難治性潰瘍モデルでの創傷治癒促進、敗血症モデルでの死亡率低下など、有効性を確認。
○新規創薬シーズ探索
MSCやその分泌因子から創薬候補を探索。
例として、COVID‑19におけるACE2/TMPRSS2抑制メカニズム…
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