石油に頼らないバイオものづくりの実現を目指す

BioPhenolics株式会社

Facebook   X

会社の特徴

BioPhenolics(バイオフェノリクス)は、2023年に創業した筑波大発スタートアップです。
筑波大学生命環境系高谷直樹教授の20年以上の研究成果と代表貫井のバイオものづくりの経験を掛け合わせて、
真に経済性のあるバイオ化学品製品を社会実装するために立ち上げたスタートアップです。

合成生物学的な手法を用いたバイオ化学品を生産するスマートセルの開発のみならず、
発酵プロセスの開発、精製プロセスの開発、商業生産を見据えたスケールアップ検討を一気通貫に取り組んでいます。

私たちのバイオ化学品はバイオマスを原料にしているため、石油に頼らない化学品生産と脱炭素を両立することが出来ます。
これは気候危機を緩和するクリティカルな技術の一つで、2030年代の早い時期に社会実装することにより、
石油由来の化学品生産からバイオ法に転換することにより、化学産業が排出する二酸化炭素を減少させることが出来ます。

さらに植物を原料にしているため、すでに大気中に放出されてしまった二酸化炭素を回収し、
なおかつ私たちの生活に必要な化学品を生産することが出来ます。
バイオ化学品を燃やさずにリサイクルしながら長寿命化することにより、
大気中の二酸化炭素を濃度を下げ、気候危機を緩和することが出来ると考えられます。

❚ BioPhenolicsの特徴
<芳香族化学品に特化した技術開発/豊富なパイプライン>
当社では芳香族化学品に特化して研究開発を進めており、
フェノール系、アニリン系、ピラジン系など豊富なパイプラインがあります。

<量産化を見据えた研究開発サイクル/確実なステップアップ>
当社ではスマートセル開発ー培養プロセスー精製プロセスー量産プロセスを一気通貫に開発しており、現場に導入できる技術開発を行っております。
2024年12月に90L発酵槽(ベンチスケール)設備を導入し、初期的な量産検討が可能となっています。

VISION

❚ 石油に頼らないバイオものづくりの実現を目指しています。
​循環型資源であるバイオマスを原料にして、改良型微生物(スマートセル)を用いた発酵法により、
持続的な化学品の生産と大気中のCO2削減の両立する技術を開発しています。

会社概要

会社名 BioPhenolics株式会社
代表者名 代表取締役社長 貫井憲之
所在地 茨城県
会社URL https://www.bio-phenolics.com/
設立 2023年
従業員数 10人以下
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

貫井憲之

代表取締役社長 貫井憲之

詳細を見る

東北大学 農学研究科 環境修復生物工学専攻
合成バイオ経験:17年+
スマートセル開発・発酵/精製プロセス開発
工場建設、海外技術移転、スケールアップ、事業推進
ベンチャーから大企業まで幅広い経験があります。

高谷直樹

最高技術責任者 高谷直樹

詳細を見る

東京大学 農学研究科 応用生命工学専攻
筑波大学 生命環境系 教授

コメント

現在コメントはありません

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載

BioPhenolics株式会社の求人を見た方が同時に見ているスタートアップ

認知症に挑む、次世代の創薬技術

Neusignal Therapeutics株式会社
  • 新素材・バイオテクノロジー
東京都

Neusignal Therapeutics株式会社は、東北大学発の創薬シーズをもとに、アルツハイマー型認知症をはじめとする中枢神経系(CNS)疾患に対して、革新的な低分子経口治療薬「NTX‑083」の開発を行っています。

NTX‑083は、認知機能改善だけでなく、周辺症状の改善や疾患修飾作用も備えた“First‑in‑class”創薬を目指しており、既に動物モデルにおいて有効性と安全性が確認されています。東京大学医学部附属病院にてFirst‑in‑Humanフェーズ1治験も実施中です。

2025年1月にはシリーズAラウンドで約11.5億円、AMED補助金と合わせて累計22.5億円を調達。
疾患の根本治療に挑む、国内屈指のCNS創薬スタートアップです。

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある

皮膚常在菌で新習慣を創るバイオケア

Taxa Technologies Japan
  • 新素材・バイオテクノロジー
東京都

Taxa Technologies(タクサ・テクノロジーズ)は、皮膚常在菌を活用した“肌の機能性”を再定義するバイオ×コンシューマースタートアップです。

シリコンバレーを拠点に、プロバイオティクス技術を応用した1週間持続型の次世代スキンケア製品を開発・展開しています。
主力製品「Taxa Deodorant」は、皮膚の常在菌を置き換えることで、1度の塗布で1週間ニオイを防ぐ革新的なデオド…

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある
  • 英語力を活かせる環境がある

医療と産業へ、時代を超える計測プラットフォームを。

ASEMtech株式会社
  • 新素材・バイオテクノロジー
東京都

音響刺激により生じる微弱な電磁応答を検出する独自技術「ASEM法(Acoustic-Stimulated Electro-Magnetic)」を活用し、非破壊・非侵襲の高精度センシングソリューションを提供する東京農工大学発スタートアップです。
医療・ヘルスケアおよび産業分野において革新的なソリューションを提供することを目指しています。

[医療分野]
筋肉や腱などの構造評価やリハビリ支援を可能にす…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある

菌糸が紡ぐ、未来の素材革命

MYCL Japan株式会社
  • 新素材・バイオテクノロジー
長野県

MYCLJapan(マイセルジャパン)はキノコの専門家4社が設立した、国内ではキノコ業界”初”となるグローバルベンチャー企業です。

・海外向けに日本のキノコ技術の普及を手掛けてきた「株式会社SALAI International Japan」
・50年以上の歴史をもつキノコの種菌開発のパイオニア「株式会社千曲化成」
・25年以上の長きにわたりキノコ栽培専用の栽培袋を世に送り出してきた「株式会社サカト産業」
・そして、キノコの皮mylea®の生産基礎技術を持つ「Mycotech Lab」

長年、キノコ栽培に携わりながらキノコの食以外への可能性を模索してきた私たちが辿り着いたのが、キノコの菌糸を用いた「キノコの皮KINOLI」です。日本において、キノコは今まで「食」という分野でしか注目されてきま…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載