埼玉大発、次世代機能性バイオ分子創出を目指す

株式会社Epsilon Molecular Engineering

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会社の特徴

当社は、「次世代の機能性バイオ分子を、進化分子工学を用いた独自プラットフォーム技術で創出します。」をミッションに掲げ、2016年に埼玉大学発ベンチャーとして設立されました。
進化分子工学の技術によって、Heavy chain single domain抗体(VHH)やcyclic peptides等のcDNA Display Librariesを独自に構築し、次世代シークエンスNGS、FACSそしてAIを活用した独自のHigh throughputシステムを構築しました。当初は創薬・医療領域にフォーカスし、新しいモダリティによる新世代のバイオ医薬品や中分子医薬品のパイプラインを開発していました。現在はビジネスモデルを変更し総合化学メーカー等にバイオ材料としてのVHH抗体での共同研究、受託事業も積極的に開始し売上が倍増しております。そのため、従来の抗体市場にも進出を目指しています。

VISION

□MISSION(ミッション)
当社は現在、新しい治療コンセプトに基づき薬効を発揮するバイオ分子(次世代抗体VHHとペプチドアプタマー)を社会実装することを目標に取り組んでおります。将来は創薬にとどまらず、ヘルスケア(未病)、環境、グリーンケミストリーといった未来社会に必要とされる分野でのバイオ分子の創出にも取り組み、社会経済性を改善し、豊かな社会作りに貢献します。

□VISION(ビジョン)
これからの社会は、AI等の急速な技術革新と社会の価値観の変容によって、研究開発に求められるものが大きく変化して来ます。医療領域ではますます個別化が進みます。この新しい時代の医療を実現するには、従来の医薬品の欠点を改善し、全く新たなコンセプトに基づく画期的な診断・治療法の開発が求められています。当社は画期的な高機能バイオ分子を、今まで埼玉大学にて培ってきた進化分子工学の技術によって、より早く、より優れた分子を提供し、日本のみならず世界の人々のより豊かな生活や医療に貢献して参ります。

会社概要

会社名 株式会社Epsilon Molecular Engineering
代表者名 代表取締役社長 根本直人
所在地 埼玉県
会社URL https://www.epsilon-mol.co.jp/
設立 2016年
従業員数 11 〜 30人
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

根本直人

代表取締役社長 根本直人

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埼玉大学大学院 理工学研究科 博士課程 生物環境科学専攻 博士(学術)
1996年 (株)三菱化学生命科学研究所特別研究員
1999年 (株)ジェンコム 主任研究員
2003年 バイオビジョン・キャピタル(株)研究企画部長
2003年 (独)産業技術総合研究所 ベンチャー開発戦略研究センター 招聘研究員
2006年 ジェナシス(株)執行役員・科学最高責任者
2008年 埼玉大学大学院理工学研究科物質科学部門准教授
2015年 埼玉大学大学院理工学研究科物質科学部門教授
2016年 (株)EME取締役
2017年 (株)EME代表取締役

熊地重文

研究開発部長 熊地重文

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2016年埼玉大学大学院理工学研究科博士課程卒業。EMEの創業メンバーとして参画。2024年に研究開発部長に就任し、研究開発をリードするとともにメンバーの育成や組織活性化にも注力。

阿由葉友信

アドミニストレーション部長 阿由葉友信

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1994年茨城大学卒業。上場企業において経理・財務・品質管理・システム開発など多岐にわたる業務を経験し、2022年にEMEに入社。アドミニストレーション部長としてバックオフィス全般業務を幅広く統括し、管理部門の高度化と効率化に大きく貢献。

コメント

藤岡 清高

藤岡 清高 株式会社スタートアップクラス 代表取締役社長

埼玉大学発のバイオ創薬ベンチャー。2018年ノーベル化学賞受賞分野の進化分子工学を基盤技術とし、進化分子工学ハイスループットシステムによって次世代高品質抗体医薬品を開発。
全世界の医薬品売上ランキングで上位を占めており成長著しい分野ですがその抗原となる対象分子が少ないという課題があります。抗体医薬品の対象となる抗原の40%は膜タンパク質(GPCR)で、特に膜タンパク質での潜在的抗原候補を効率よく探索することが求められています。EME社の技術で従来の構造科学的アプローチに比べ1/5の期間での抗原候補の探索を可能とし、多くの次世代の抗体医薬品が多数生み出されることが期待されています。
2020年秋時点で社員は約20名。人類を大きく進歩させるコア技術に触れ、自らの力で変革に関われるステージのスタートアップです。
(2020.10)

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