藻類によるカーボンリサイクル技術の社会実装

株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ

Facebook   X

会社の特徴

◆事業概要
 植物や藻類に含まれる脂質成分は、それらの光合成によって得られる主要な産物のうち、
最も多様な形で利用が行われている有用成分です。実際長い人類の歴史において、脂質は様々な形で活用されてきました。
私たちの生活に身近なところでは、食用油脂や石けん、ワックス、ロウなど、
また工業製品としてもポリマーの原材料や潤滑油など幅広く利用されています。利用の種類をあげれば限りがありません。

 一方、海や湖に暮らす藻類にはまだまだ未活用の資源が多く含まれており、中でも脂質は多くの藻類の中に最も多量に含まれ、その種類も植物同様、あるいはそれ以上に多様です。
近年注目されている魚に含まれるEPAやDHAなどのω3脂肪酸が、実は魚自身ではなく、
水の中での食物連鎖の起点となっている藻類が作ったものであることはご存知でしょうか?

 私たちファイトリピッド・テクノロジーズのメンバーは、これまで、植物や藻類に含まれる脂質(ファイトリピッド)についてアカデミックな立場で最先端の研究を展開してきました。

 当社は、これまでの経験を最大限に活かし、植物や藻類に含まれる脂質類を有用利用する新しい道を拓き、
その活用を進めることを目標としています。
植物や藻類が行う光合成の主要な産物である脂質成分の有効利用は、光合成を行うそれら自身の栽培や培養のニーズを加速させ、大気中の二酸化炭素の削減につながり、一方では私たち生命に欠かせない貴重な酸素を大気中に提供してくれます。

 ファイトリピッド・テクノロジーズは、このような形で植物や藻類に含まれる脂質成分の有効利用を進め、
地球の温暖化防止や環境維持に貢献します。

◆事業内容
-植物・藻類の脂質に関する研究開発業務の受託
-植物・藻類等の脂質分析に関する受託
-有用脂質の生産
-その他植物・藻類の脂質に関するコンサルティング など

VISION

私たちは
植物や藻類に含まれる天然の脂質や脂質由来の化合物を最先端の技術を用いて活用し
地球上の二酸化炭素の削減やカーボンリサイクルの取り組みに貢献します

会社概要

会社名 株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ
代表者名 代表取締役CEO 太田啓之
所在地 神奈川県
会社URL https://phytolipidtech.co.jp/
設立 2021年
従業員数 10人以下
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

太田啓之

代表取締役CEO 太田啓之

詳細を見る

京都大学大学院農学研究科 博士後期課程食品工学専攻修了。農学博士。
三井植物バイオ研究所研究員、国立基礎生物学研究所協力研究員を経て、1991年より東京工業大学で研究に従事。2023年4月より東京工業大学名誉教授。
2018年には2年に一度、国際的に顕著な貢献をした植物脂質科学研究者に与えられる最も名誉ある賞、Terry Galliard Medalを日本人として24年ぶり2人目の受賞。

コメント

現在コメントはありません

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載

株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズの求人を見た方が同時に見ているスタートアップ

オリジナルの革製品靴をOEM生産します

株式会社EthicalFactory
  • サステナビリティ・環境
東京都

Ethical Factoryは、バングラデシュに革製品・靴・アパレルの自社工場を持ち企業が販売する商品の生産受託(OEM)を行なっています。

私たちは、OEM生産を通してバングラデシュの職人達が安定した生活を送り、夢や生活を諦めない社会を作るため立ち上がりました。
途上国でのOEM生産では、発注側と製造側の立場に大きな差があり、公正な価格での取引が難しく、政府による社会保障やセ…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

世界中のスチームをグリーン化する

株式会社Blossom Energy
  • サステナビリティ・環境
東京都

■蓄熱式ボイラー
熱エネルギーを「貯める」蓄熱事業
CO2排出ゼロ、かつ化石燃料ボイラーよりも熱のコストが安価な高効率な脱炭素ボイラーを開発し、変動性が高い再生可能エネルギーのさらなる利用を可能にするための、​熱を貯蔵するシステムを提供します。​

■高温ガス炉
熱エネルギーを「生む」原子力事業
ウランの核分裂エネルギーを利用する高温ガス炉は、耐熱性の高いセラミックと黒鉛がウランを二重に包む構造により、過酷事故が起きえない本質的な安全性を備えた唯一の炉型です。 高温ガス炉の高温度を活用して水素を生成もしくは直接的に産業用の熱源として活用することで、 炭素排出を削減し、持続可能な発展に寄与します。

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

BtoB 自動車部品/プラットフォーム

株式会社パーツワン
  • SaaS / サステナビリティ・環境
東京都

EV,自動運転など自動車メーカーの技術推進は日進月歩で行われています。
一方で私たち消費者に最も近い自動車販売店(ディーラー)や整備工場の業務はアナログ式の手法がベースとなっており、その業務工程は煩雑で非効率です。

パーツワンはこれらの業務をデジタルの力でシンプルにし、業界のマーケットリプレイスを目指します。

自動車部品受発注サイト "UZone"を全国に展開し…

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

いま地球に、いま人類に、必要な魚を。

リージョナルフィッシュ株式会社
  • サステナビリティ・環境
京都府

リージョナルフィッシュは、京都大学大学院農学研究科の木下政人准教授、近畿大学水産研究所の家戸敬太郎教授らによる共同研究で生まれた技術シーズをコアとして設立されたスタートアップ企業です。

オープンイノベーションを通じて、超高速の品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムを作り「世界のタンパク質不足の解消(SDGs 2番:飢餓をゼロに)」や「日本の…

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある
  • 地方スタートアップ

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載