会社の特徴
◇ 医療×日進 新たな可能性を世界へ ◇
『自動車業界の技術をベースに医療機器開発がスタート』
戦後、ミシン部品の製造で創業し、自動車のエンジン部品の製造へ。ものづくりにひたすら真面目に、堅実に向き合ってきた日進製作所が今、医療機器開発に真剣に取り組んでいます。
医療機器事業が立ち上がったのは2015年。日進製作所の強みである精密部品加工の技術を医療機器に展開し、人々の健康的な生活に貢献したいという若手社員の想いが発端でした。2017年末には、島根大学医学部整形外科学教室が研究する「骨折治療支援システム」の構築に参画。これは、骨折治療で用いる接合素材「骨ネジ」を患者本人の骨から形成するという試みです。
日進製作所で、工作機械の開発で培った3次元ブロック形状加工の技術をベースに、骨ネジを加工する「骨用複合加工機」の開発が始動しました。
2022年10月1日より株式会社日進FULFILとして医療機器事業とバイオマスプラスチック事業の会社としてスタートしました。
【NEOPLA®(バイオマスブラスチック事業)】
NEOPLA®シリーズは、バイオマスが持っている可能性を追求することにより生み出した機能性材料です。バイオマスが持っている特性や特長を複合化によりうまく活用し、抗菌、消臭、滑り防止、帯電防止など、プラスαの機能を有しています。
・バイオマスプラスチック複合材料の製造・販売
製品種類:米ぬか・米・木粉・竹粉・竹炭・もみ殼ペレット 等
・バイオマスプラスチック製品の製造・販売
製品種類:箸・ごみ袋・野菜保存袋・イベント袋・うちわ 等
・バイオマス複合材料の研究、開発等
・プラスチック製品の製造・販売
【医療用機器事業】
自動車業界の技術をベースに医療機器開発をスタートさせました。医療機器の製造を通じ、医療現場を「ものづくり力」で支えます。
・医療用機器の研究開発
島根大学医学部整形外科学教室が構築する「骨折治療支援システム」の実現に向けて、産学連携で研究開発を行っています。これは、骨折治療で用いられる骨ネジを、患者自身の骨から形成するという画期的な試み。日進製作所は、切削加工によって複雑な三次元形状を製作する工業技術を医療に展開し、骨折部を接続する骨ネジを形成する「骨用複合加工機」の開発に取り組んでいます。
・医療用機器の製造