微生物を活用した革新的資源循環技術を提供する

株式会社フレンドマイクローブ

Facebook   X

会社の特徴

当社のコア技術は、微生物(酵素)と、その微生物を工場規模で効率的に生産・増殖し、活性化、機能させるためのバイオリアクター※技術です。
昨今、医薬品・食品分野における微生物利用企業は多いですが、当社はクリーンバイオテクノロジー(環境)の分野で微生物やそれらが生み出す酵素を利用するニッチな企業です。
微生物は多様な化合物を分解、合成できる可能性を秘めており、我々は優れた微生物や酵素を開発し、それをスケールアップし、工業規模で機能させることを目的としています。
それらの研究開発の成果をスムーズに社会実装するための手段として創業者・現会長でもある堀克敏により、”(株)フレンドマイクローブ”が2017年設立されました。温室効果ガス削減や生物資源の保全などにもフレンドマイクローブの技術は広がっています。
※バイオリアクター:微生物により特定の生物反応を効率的に行わせるための装置

・油関連環境事業
全世界で食用油・工業油などの油の使用料は増加しています。
当社の提案する技術は、微生物による生物処理方法です。分離が難しい油に対して微生物を作用させることにより、油を分解して消滅させることで油由来の産業廃棄物の発生を無くし、低コスト化を図ることが可能となります。
現在は、食品工場や油脂工場の排水処理の前処理である加圧浮上分離装置を代替可能な、圧倒的な油脂分解能力を誇る微生物製剤をシーズとした新しい排水処理方法を提供しています。

・受託研究事業
当社では、民間企業等からの委託を受けて、名古屋大学との三者共同研究により、効率的に研究を進める受託研究事業を行っています。

VISION

微生物で人と環境の調和をもたらし、安全・安心で夢のある未来社会を拓く企業へ

微生物とその酵素には無限の可能性があります。微生物は人の体内から深海まで地球上のあらゆる環境に適合できるため多様性に富んでいます。そのため微生物は人工物を含む多様な化合物を分解・合成できる可能性を秘めているのです。

微生物を用いた技術を実用化し、社会実装していくことで持続的社会の実現に貢献します。

会社概要

会社名 株式会社フレンドマイクローブ
代表者名 代表取締役社長 蟹江純一
所在地 愛知県
会社URL https://friendmicrobe.co.jp/
設立 2017年
従業員数 10人以下
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

蟹江純一

代表取締役社長 蟹江純一

詳細を見る

2013年に名古屋大学にて堀研究室に入り、微生物に関する研究を6年間行う。その後、株式会社フレンドマイクローブに入社し主任研究員として研究開発に勤しみながら、前任の西田克彦代表から経営を学び、2021年6月から代表取締役社長に。

インタビュー記事はこちら
堀 克敏

創業者・取締役会長 堀 克敏

詳細を見る

東京工業大学院総合理工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)、住友化学工業(株)など民間企業研究員、東工大助手、名工大准教授を経て、2011年より名古屋大学大学院工学研究科教授。2017年名古屋大学発ベンチャー「株式会社フレンドマイクローブ」を設立。同社取締役・会長を兼任。

コメント

河合 将文

河合 将文 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Partner / Chief Sustainability Officer

微生物は多様な化合物を分解・合成できる可能性を秘めていますが、フレンドマイクローブは名古屋大学で開発された技術を基に、廃水処理の領域 に微生物のポテンシャルを活用しています。
当社のソリューションを導入することで、コスト削減や悪臭対策といった現場における経済的なメリットはもちろんのこと、CO2排出量の削減や環境保全を通じた生物多様性への貢献など、企業による ESG経営の取組みを力強く支援します。
今後は動植物油から鉱物油の分解処理にも展開していく予定ですが、中長期的には分解だけでなく合成による有用物質の生産も視野に入れており、微生物に負けない進化と可能性に期待しています。
(引用元 : PRTimes)

求人一覧 (4件)

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載

株式会社フレンドマイクローブの求人を見た方が同時に見ているスタートアップ

菌糸が紡ぐ、未来の素材革命

MYCL Japan株式会社
  • 新素材・バイオテクノロジー
長野県

MYCLJapan(マイセルジャパン)はキノコの専門家4社が設立した、国内ではキノコ業界”初”となるグローバルベンチャー企業です。

・海外向けに日本のキノコ技術の普及を手掛けてきた「株式会社SALAI International Japan」
・50年以上の歴史をもつキノコの種菌開発のパイオニア「株式会社千曲化成」
・25年以上の長きにわたりキノコ栽培専用の栽培袋を世に送り出してきた「株式会社サカト産業」
・そして、キノコの皮mylea®の生産基礎技術を持つ「Mycotech Lab」

長年、キノコ栽培に携わりながらキノコの食以外への可能性を模索してきた私たちが辿り着いたのが、キノコの菌糸を用いた「キノコの皮KINOLI」です。日本において、キノコは今まで「食」という分野でしか注目されてきま…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

地球の秘めた可能性を価値にする

Archeda, Inc.
  • AI / サステナビリティ・環境 / 宇宙
東京都

Archeda, Inc.は、衛星データを活用した自然由来のカーボンクレジットプロジェクトの分析モデル開発を行うスタートアップです。プロジェクト開発の各段階(サイト選定、プロジェクト登録、モニタリング、信頼性チェック)において、最適な分析ソリューションを提供しています。

主な領域:
主に、森林(植林、再植林、再緑化:ARR、途上国における森林減少・劣化による排出削減:RE…

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある
  • 英語力を活かせる環境がある

次世代のインフラをつくる

株式会社グリーングロース
  • 不動産 / サステナビリティ・環境
東京都

株式会社グリーングロースは、産業用蓄電池事業を中核に据え、再生可能エネルギーの開発から運用・流通までを一気通貫で行うエネルギースタートアップです。
まずは蓄電池事業でしっかり足場を固め、そのあとは再エネ電源への投資・バリューアップ、Virtual Power Plant(VPP)の構築によって、低コスト・カーボンフリー・タイムリーな再エネインフラをつくっていきます。

さらに長…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

肉用牛の個体差を読み解き、「おいしさ」を解き明かす

株式会社ビーフソムリエ
  • 新素材・バイオテクノロジー
東京都

株式会社ビーフソムリエは、世界初のサービス「B-som診断」を提供しています。
生産者は科学的データに基づく改善策を得ることで、潜在的な遺伝能力を最大限に引き出し、安定的かつ高品質な肉牛生産を実現できます。

 採血プロセス:肥育開始時に初回採血、推奨として3~6ヶ月後に再採血し、個体差を可視化
 技術の特長:AI機械学習による数理モデル構築(特許取得済みバイオマ…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載