会社の特徴
当社のコア技術は、微生物(酵素)と、その微生物を工場規模で効率的に生産・増殖し、活性化、機能させるためのバイオリアクター※技術です。
昨今、医薬品・食品分野における微生物利用企業は多いですが、当社はクリーンバイオテクノロジー(環境)の分野で微生物やそれらが生み出す酵素を利用するニッチな企業です。
微生物は多様な化合物を分解、合成できる可能性を秘めており、我々は優れた微生物や酵素を開発し、それをスケールアップし、工業規模で機能させることを目的としています。
それらの研究開発の成果をスムーズに社会実装するための手段として創業者・現会長でもある堀克敏により、”(株)フレンドマイクローブ”が2017年設立されました。温室効果ガス削減や生物資源の保全などにもフレンドマイクローブの技術は広がっています。
※バイオリアクター:微生物により特定の生物反応を効率的に行わせるための装置
・油関連環境事業
全世界で食用油・工業油などの油の使用料は増加しています。
当社の提案する技術は、微生物による生物処理方法です。分離が難しい油に対して微生物を作用させることにより、油を分解して消滅させることで油由来の産業廃棄物の発生を無くし、低コスト化を図ることが可能となります。
現在は、食品工場や油脂工場の排水処理の前処理である加圧浮上分離装置を代替可能な、圧倒的な油脂分解能力を誇る微生物製剤をシーズとした新しい排水処理方法を提供しています。
・受託研究事業
当社では、民間企業等からの委託を受けて、名古屋大学との三者共同研究により、効率的に研究を進める受託研究事業を行っています。