【大阪】大学発ディープテック特集

大阪から生まれる大学発スタートアップが、次世代の産業を切り拓いています。特に、大学の研究成果を活かしたディープテック分野の起業が活発化しており、医療、AI、ロボティクス、環境技術など、多岐にわたる領域で革新的な技術が生まれています。大阪には、世界的に評価される大学や研究機関が多く、それらの知見を活かしたスタートアップが次々と誕生しています。これらの企業は、大学の知的資産と産業界のニーズを結びつけ、新たな市場を創出しています。行政や投資家の支援も進み、研究成果を社会に実装する動きが加速する中、大阪発のディープテックスタートアップが、日本のみならず世界の産業構造を変える可能性を秘めています。

東京一極集中の現状を変える|公益財団法人大阪産業局

大阪産業局は、大阪府内の中小事業者や起業家をサポートすることで大阪の経済発展をめざす公益財団法人です。その中で、大学発スタートアップなどの研究開発型企業を支援し、革新的な技術をもとにした新事業・新産業の創出を図っているのが、おおさかナレッジ・フロンティア推進プロジェクトです。シードからアーリー段階にあるスタートアップに対し、適切な事業運営体制を整えるハンズオン支援を行っています。

今回お話を伺ったのは、おおさかナレッジ・フロンティア推進プロジェクトで働く浅岡陽介氏。大手企業を退職してスタートアップ支援の世界に飛び込んだ理由、支援のためにはなんでもやるという心意気、大阪で暮らす魅力など、まっすぐなお人柄が伝わるインタビューをお届けします。

働き方大学発スタートアップ大阪関西
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【大阪特集】“知の集積地”である大阪・関西には優れたシーズが豊富。大阪・関西のスタートアップの首都圏VCへの認知度を上げて東京一極集中の現状を変える

  • スタートアップ支援
  • 地域を盛り上げる
  • 大阪

公益財団法人大阪産業局おおさかナレッジ・フロンティア推進プロジェクト プリンシパル・コーディネーター 浅岡 陽介氏

大阪大学の研究成果を社会へ。次世代の産業を|大阪大学ベンチャーキャピタル

大阪大学ベンチャーキャピタル(OUVC)は、大阪大学の研究成果を社会に実装し、新たな産業の創出を目指す組織です。単なる投資活動にとどまらず、大学の研究者と経営者候補を結びつけ、創業支援から事業仮説の検証、さらには経営支援まで、スタートアップの成長を包括的に支えています。
2023年にはシリコンバレーにも拠点を設け、世界的なスタートアップアクセラレーター「Berkeley SkyDeck」との提携を通じてグローバル展開も積極的に進めています。

今回は投資部長を務める魚谷氏に、OUVC設立の背景やその役割、投資・支援の特徴、そして大学発ディープテック・スタートアップが持つ可能性などについて詳しくお話を伺いました。魚谷氏の視点から見たOUVCの独自性や、今後の展望についても掘り下げていきます。

この記事を書いた人

根岸やすゆき


根岸 やすゆき

2003年、エン・ジャパン株式会社に入社。制作部門長、プロモーション本部長を歴任。2013年、ランサーズ株式会社に参画。取締役CMOを経て、現在はCEvO(チーフエバンジェリストオフィサー)として、個人の働き方、組織や事業の作り方を全国に広める活動に従事。2023年4月よりCMOに就任し、2024年9月よりCCO(Chief Communication Officer)として主に対外コミュニケーションを通してのプロモーション戦略・関係構築を担当。