
近年AI(人工知能)の実用化が進み、AIスタートアップ・ベンチャー企業は益々注目を集めています。マクドナルドが音声AIスタートアップ・ベンチャー企業を買収してドライブスルーにAIが用いられるように、私たちの生活の中でAIは新しいことではなくどんどん”当たり前”になってきています。
また、一概にAIスタートアップ・ベンチャー企業と言ってもその企業ごとに取り組んでいる社会問題は超高齢化社会や人とAIの共生など様々。今回は、数多くあるAIスタートアップ・ベンチャー企業の中から、特に社会課題解決や革新的開発にチャレンジしている企業を厳選して46社ご紹介致します。
ヒトとAIの共生環境の実現を目指して ~ギリア株式会社(企業向けAIソリューション提供)~

GHELIA(ギリア)は、代表取締役社長 兼 CEOである清水 亮氏によって2017年に設立されたソニーグループのAIカンパニーです。AI時代の本格的な到来をにらみ、最先端の深層学習技術を誰もが自在に使いこなすことのできるように、具体的なソリューションを提供しながら、より広く多くの人々がAIの恩恵を受けられるようにすることを目指しています。
最先端の深層学習技術を使ってクライアント企業の課題解決や付加価値アップに貢献するAIソリューションの提供を行っています。AI開発に必要な要素を一気通貫で用意し、それぞれのニーズに合った最適なソルーションを提供しています。
AIエンジニアリングで未来の社会を形にする ~ニューラルポケット株式会社(AI×ファッション)~

Neural Pocket(ニューラルポケット)は、マッキンゼーでパートナーだった 重松 路威 代表取締役社長が2018年に創業したAIスタートアップ・ベンチャー企業です。画像や動画における物体検知、種別分類、空間認識や人体・動態解析、表情・閲覧解析などの多様なAI技術を独自に開発・保有しています。そして、AI解析により得られたビッグデータを、専用のデータアナリティクスプログラムで解析し、空間情報や人の属性情報を定量化・可視化することで、新規サービス構築や付加価値づくりに活用する以下のようなサービスを提供しています。
・AIを用いたファッション・コーデの解析技術を活用したファッションのトレンド予測やアパレルのEコマースやカスタムオーダー、アパレル企業の需要予測やMD最適化
・鉄道事業者や商業施設向け、消費者属性・動態・ファッションセグメント解析サービス
・スマート広告。デジタルサイネージのターゲット広告プラットフォームの提供
リザーバコンピューティングの力を簡単に ~株式会社QuantumCore (量子コンピューティング)~

QuantumCore(クアンタムコア)は、秋吉 信吾 代表取締役CEOにより2018年に設立されました。量子コンピューティング分野の技術転用によって、ディープラーニング(Long short-term memory:LSTM)の性能を圧倒的に超える精度、コスト、スピードを実現する多変量時系列処理(Recurrent Neural Network:RNN)ソリューションQore(コア)シリーズをベースとしたAPIならびにエッジ機能の開発・提供を行っています。
Qoreの特長は「データ波形を効率的に捉えることで、少ないデータ量でLSTMを超える分類ができる」こと。これまで有効な推論モデルを確立できていなかった領域のAI課題を解決し、社会に貢献します。
AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する ~株式会社エクサウィザーズ(超高齢社会)~

ExaWizards(エクサウィザーズ)は、超高齢化社会に代表されるような様々な社会課題に対し、AIの教育やプラットフォームの提供を通じ、パートナー企業と共にAIの利活用を推進しています。テクノロジーで現場を加速させ、産業革新の結果として、社会課題を解決していく企業です。
取締役会長はDeNA会長、横浜DeNAベイスターズのオーナーを歴任してきた春田真氏。代表取締役社長はリクルートのAI研究所であるRecruit Institute of Technologyを設立し、初代所長だった石山洸氏。アドバイザリーにはAIが雇用に与える影響に関する論文『雇用の未来』著者の英オックスフォード大学 准教授 マイケル・A・オズボーン氏も名を連ねており、豪華な経営メンバーで構成されています。
主な事業は、以下の通りです。
・ケア事業
・HR Tech事業(HR君)
・Fin Tech事業
・Med Tech事業
・AIイノベーション事業
・プラットフォームサービス『exaBase』
【企業情報】株式会社エクサウィザーズ
テクノロジーでコミュニケーションを新しくする ~モビルス株式会社(労働生産性向上)~

モビルスは、AIで人々のコミュニケーションを楽しく、豊かにするソリューションを開発するCommunication Tech Companyです。2014年にはソニー会長率いるクオンタムリープ株式会社のエグゼクティブパートナーとして多数の日本企業の海外進出を実行支援をしていた石井 智宏 代表取締役社長が参画し成長を続けています。
AIチャットボット(自動応答)と有人応答によるシームレスなチャットサポートを実現する「モビエージェント」をはじめとして、AIとモバイルテクノロジーを活用したソリューション開発を得意としています。モビコンソールは、これまでAIコンサルに頼ってきたチャットボットの学習プロセスを独自にシステム化・AI化して組み込んだ、チャットボットPDCA学習プラットフォームです。「チャットボットが期待したほど賢くならない」「外部の専門家任せでコストがかさむ」「自社でチューニングしたいが、ノウハウがない」といった、チャットボットの運用担当者の悩みを解決します。
社会と共に繁栄し、最も信頼される企業へ ~AI inside株式会社(労働生産性向上)~

AI inside(エーアイインサイド)は、2004年より人工知能の研究開発をはじめ、以来10年以上にわたって継続的な人工知能の研究開発とビジネス化・資金力強化を行なっていた渡久地 択 代表取締役社長CEOによって2015年に設立されました。
「DX Suite(ディーエックス スイート)」は、ディープラーニングを活用した画像認識技術と文章の前後関係を判定する自然言語解析の組み合わせにより手書き文字や活字の高精度なデータ化を実現しています。生産年齢人口が減少しているこの日本において、生産性を劇的に高めることは、必ず実現しなければならない課題の1つです。「生産性を高めるAIプラットフォーム」という思想に基づいたプロダクトを提供しているAI insideは、日本の労働生産性が低いという社会問題解決に大きく貢献します。
画像AIで世界を明るく ~bestat株式会社(深層学習×マネジメントシステム)~

bestat(ベスタット)は、AIの権威、東大松尾教授の薫陶を直接受けてきた松田尚子 代表取締役社長によって2018年に設立されました。松田氏の持つAIネットワークは日本最強と言っても過言ではなく、東大の松尾研究室ではともに学んできた仲間が日本のAIを牽引しています。
深層学習を埋め込んだエッジマネジメントシステムを提供しています。システムの提供範囲は大変広く、スマートシティ、スマートビルディング、スマートホーム、スマートライフと呼ばれる、地球上のあらゆる場所で、あらゆる人のライフシーンで役に立てるよう、日々機能を拡充中です。”AIの民主化”、誰もがAIを使える世界を目指しています。
【企業情報】bestat株式会社
データの利用価値を最大限に拡張する ~株式会社グラフ(ビジネス戦略コンサルティング)~

グラフは、リクルートにてデータサイエンス組織を立ち上げ、同社初のチーフ・データサイエンティストに就任された原田 博植代表取締役CEOによって2016年に設立されました。
各産業界トップ企業での実績を持ち、データ利活用において実際的なノウハウを蓄積しており、AI(人工知能)・機械学習の活用やビッグデータ分析を通じて、クライアントにとって本当に必要な支援、ビジネス戦略コンサルティングを提供しています。
【サービス例】
・中長期的なデータ戦略立案支援
・分析組織組成のためのコンサルティングサービス
・マーケティング投資効果分析
・採用マッチングアルゴリズム構築
人間の行動データ分析により、社会を最適化する ~レイ・フロンティア株式会社(位置情報分析)~

レイ・フロンティアは、”位置×範囲×時間”をキーワードに自社アプリ開発、またそこから集めた行動データを活用した、人工知能によるデータ分析を行っています。
また、スマートフォンやIoTデバイスが有する各種センサー類から人間の行動に関する情報を収集し、それらの情報を可視化したり、機械学習を使って分析したりすることで、人の行動パターンとその背後にある人の思考を推定する分析プラットフォームの開発と提供を行っています。
レイ・フロンティアが開発運営しているiOS向けライフログアプリ『SilentLog』は記録されたユーザーの移動手段、経路、歩数といった行動情報をリアルタイムに記録・分析し、人々の行動を誘発するソリューションです。また、代表取締役CEOである田村 建士氏は企業・自治体向けや大規模イベントでの位置情報技術AR技術に関する多数の講演実績があり、レイ・フロンティアのAIとARを組み合わせた革新的サービスの展開に注目が集まっています。
世界中で、ビジネスシーンを助けるサービスを提供する会社になる ~株式会社Spider Labs(旧 Phybbit)(AI×広告)~

2011年に大月 聡子 代表取締役ら物理出身のメンバー6人で立ち上げられたSpider Labs(旧 Phybbit)は、アドフラウド(広告詐欺)をAI技術で守るスタートアップ・ベンチャー企業です。AIによるアドフラウドツール「SpiderAF」 の企画・開発・運営・販売を行なっています。
アドフラウド (Ad Fraud)とは、botなどを使い無効な インプレッション やクリックを行い、 広告効果などを不正に水増しする不正広告のこと。日々進化するアドフラウドに対し、データサイエンティストのコンサル支援も行っています。運用担当者の手を煩わせることなく、精度の高いアドフラウド対策を皆様にご提供できるよう、研究を続けています。