【CEOコミット賞】CEOの覚悟を、組織の力に。──EVERSTEELが描く採用のかたち(スタクラアワード2025)

株式会社EVERSTEELコーポレート部 MG 小宮山 正樹氏

鉄鋼業の脱炭素化という大きな課題に挑むEVERSTEEL。
スタクラアワード「CEOコミット賞」受賞の背景には、代表自らが採用の最前線に立ち続けてきた姿勢があります。
創業期からの組織づくり、正社員採用への転換、ミスマッチを防ぐ選考設計まで。事業成長を支える採用のリアルに迫ります。

小宮山 正樹氏

コーポレート部 MG
小宮山 正樹氏

2021年より業務委託としてEVERSTEELにジョイン。
同時に別のスタートアップにて取締役を務め、コーポレート全般に加えて営業・プロジェクト推進など事業開発にも従事。
産業の基盤である鉄鋼分野で脱炭素の大課題に挑むべく、2025年に正社員としてEVERSTEELへ正式入社。

株式会社EVERSTEEL

株式会社EVERSTEEL
https://eversteel.co.jp/

設立
2021年03月

<MISSION>
鉄を未来の主役に。
<VISION>
AIで、次世代の鉄づくりを。

鉄は「産業のコメ」とも呼ばれ、あらゆる分野で基盤となる材料であり、人々の生活になくてはならない金属です。特に日本は世界一の製鉄技術を有し、高度経済成長を大きく支えてきました。
近年、環境リスクの高まりから二酸化炭素排出量の削減が大きな課題となり、カーボンニュートラルの実現に向けた大きな転換期を迎えています。そして長年高い技術力を誇ってきた日本の鉄鋼業界こそがその流れをリードすべきと考えています。
私たちは、テクノロジーを用いてこれからの鉄鋼業界の未来を創り、カーボンニュートラル社会実現への道を切り拓いて参ります。

業務委託中心から正社員採用へ、創業期の組織づくり

スタクラ:

スタクラアワードCEOコミット賞の受賞、誠におめでとうございます! 受賞した率直な感想をお聞かせください。

株式会社EVERSTEEL コーポレート部 MG 小宮山 正樹氏(以下敬称略):

田島が採用にコミットしてこれまで採用を推進しているのを間近で見ていたこともあり、「CEOコミット」が評価されて受賞することができたと率直に嬉しく思います。

スタクラ:

今回選出させていただきました背景として、EVERSTEEL様はCEO田島様が採用にコミットされ成果を挙げられているので選定させていただきました。 採用に関する変遷を教えて下さい。まず、創業初期の採用方法について教えてください。

小宮山 正樹氏:

EVERSTEELが2021年3月に創業し、私は、その半年後に業務委託で主に営業周りで携わることになったのですが、共同創業者2名のみで、業務委託は20名近くいました。その状況から、「この先きちんと正社員を増やして行こう」と社内で話していたのを覚えています。

スタクラ:

最初に正社員として採用したのはどんな方でしたか?なぜその方だったのでしょうか?

小宮山 正樹氏:

最初に採用したのは、田島と佐伯の大学の後輩で、創業の頃から業務委託でEVERSTEELを手伝っていたこともあり、入社に至っています。

本腰を入れた採用転換と、チャネル選定の判断軸

スタクラ:

本格的に採用に取り組み始めたのはいつ頃ですか?

小宮山 正樹氏:

正社員採用を本腰を入れて進め始めたのは2022年の秋頃です。
当時在籍していた人事経験者がいくつかの媒体候補をピックアップし、それをもとに、スタートアップ業界でよく使われる求人媒体、エンジニア向けサービス、スカウトが強い媒体など、自分も同席させてもらい、一通り話を聞きました。

スタクラ:

複数の採用チャネルを比較する中で、重視した判断軸は何でしたか?

小宮山 正樹氏:

3年ほど前のことで、当時と厳密には異なるかもしれませんが、4点です。
1.社会課題解決に関心のある人が集まっている
2.ターゲット職種の登録者数
3.サービス導入後の運用支援体制
4.コストパフォーマンス
これらを軸に比較していました。

スタクラ:

スタクラはどのように映りましたか?

小宮山 正樹氏:

当時からスタートアップへの転職に特化された運営をされており、また、社会課題に向き合う多くのスタートアップ企業が使用していたこともあり、弊社とも相性が非常に良いのではないかと感じました。
直近の採用実績でいうと、内定者含む13人のうち5人がスタクラ経由、4人がリファラルです。それ以外の媒体やエージェントもありますが、やはりチャネルごとに性質が違います。
一般的な媒体は応募数が多い分、最終的には“条件面”や“副業志向”などで決まり切らないケースも少なくないです。
一方、スタクラ経由の方は最初の段階から「社会課題に向き合う企業かどうか」という軸で見ている方が多い印象です。社会課題への関心が高い方が多いスタクラの世界観とEVERSTEELの取り組みは、採用媒体として非常に相性が良いと感じています。

代表自ら向き合うカジュアル面談がミスマッチを防ぐ

社内ミーティングの様子
スタクラ:

採用後のミスマッチを減らすために、代表自らカジュアル面談に出続けている理由と、そこで必ず見ているポイントを教えてください。

小宮山 正樹氏:

一番大きいのは、初回のカジュアル面談に代表の田島が出ることで、「価値観が合うかどうか」を最初の段階で見極められる点です。
スキルや経験面では非常に魅力的でも、弊社の取り組む鉄スクラップに限らず、社会課題解決に対して関心を持ち、自分ごととして向き合える方でなければ、結果的に双方にとって良い採用にはならないと考えています。
そのためカジュアル面談では、「なぜこの課題に取り組みたいと思ったのか」「なぜ今、このタイミングなのか」を田島自身の言葉で伝えています。そのうえで、候補者の方が本当に同じ方向を向いて一緒に挑戦していけるかを確認しています。
ズレがある場合はこの段階で自然に離脱されますし、世界観がマッチする方はスタート地点から温度感が一気に高まります。
大枠の選考フローは

1)代表とのカジュアル面談

2)配属先のマネージャーや、一緒に働くポジションの正社員メンバーとの一次面接

3)全社員との面談

という流れです。

スタートアップは、トップが思想を直接伝えたほうが間違いなくミスマッチが減ると実感している部分です。

スタクラ:

候補者から「入社の決め手になった」と言われるポイントは何が多いですか?

小宮山 正樹氏:

EVERSTEELの挑戦している社会課題が面白いと感じた、次世代に向けて脱炭素化の動きは重要であり、そのど真ん中に立ち業務に携わりたいと言われることや、全社員との面談を経て、このチームに加わりたい、といったことを言われています。

スタクラ:

採用において、CEOがやるべきこと/任せるべきことは何だと考えていますか?

小宮山 正樹氏:

スカウトと面談に全力で向き合えるように、それ以外のスケジュール調整であったりという、他の方にもお願いできる業務は任せて集中できる状態にすることが大事だと考えています。

相互理解を軸にした採用と、EVERSTEELが描くこれからの組織像

スタクラ:

今振り返って「もっと早くやればよかった」と思う施策はありますか?

小宮山 正樹氏:

受注や調達のタイミングではプレスリリースを出していましたが、どんな人が働いているのかをもっと早くから発信すべきだったと感じています。現在は入社エントリーや技術発信を増やしており、事前に内容を理解したうえで面談に応募してくださる方が増え、具体的な質問が増えました。それに対する回答を通じて、お互いの理解を深め合えるので、早くやっておけば良かったと感じています。

スタクラ:

1〜3年後の組織のあり方をどう描いていますか?

小宮山 正樹氏:

今は正社員が十数名ですが、より正社員の採用を加速させたいと考えています。
また、今後は自社開催・共催の採用イベントにも力を入れていこうと考えています。オンラインだけでは出会えない層がまだまだいるのでリアルでの採用活動も行っていく予定です。

スタクラ:

採用で一番大事だと考えていることは何ですか?

小宮山 正樹氏:

相互理解が大事だと考えています。弊社の取り組んでいる社会課題解決は長期的な取り組みになるため、入社されたら多くの時間を共に過ごすことになります。そのため、採用候補者のことを知ろうとするだけではなく、弊社のことも良く知っていただき、理解をしてくださったうえで、入社を決めていただくことが重要と考えています。
採用をして終わりではなく、入社してから職場や業務に早めに馴染んでもらい、活躍してもらえるようにするための、入社後のオンボーディング等の仕組みも同じように重要と考えております。

スタクラ:

今後の展望と、どんな方と一緒に事業を進めていきたいですか?

小宮山 正樹氏:

昨年はこれまでの年とは異なり、自分も含めてになりますが、8名が正社員として入社となりました。今年は既存事業をさらに拡大するための新規事業を立ち上げる予定ですが、まだまだ人手が不足しています。巨大な産業の課題解決に携わり、解決に向けて挑戦したい方と事業を進めていきたいと考えています。

社会課題解決に関心があり、弊社の取り組みに少しでも興味を持っていただける方とはぜひお話をさせていただきたいです。

編集後記

CEOコミット賞の受賞、改めておめでとうございます。
今回のインタビューを通して印象的だったのは、CEOが採用に本気で向き合えるよう、チーム全体で役割を補い合い支えている点でした。代表の覚悟と、それを支える現場の設計。その両輪があってこそ、相互理解を軸とした採用が実現しているのだと感じます。

EVERSTEEL様のさらなる挑戦を、スタクラも引き続きご支援してまいります。

この記事を書いた人

スタクラ編集部


スタクラ編集部

「次の100年を照らす、100社を創出する」スタクラの編集部です。スタートアップにまつわる情報をお届けします。

株式会社EVERSTEEL

株式会社EVERSTEEL
https://eversteel.co.jp/

設立
2021年03月

<MISSION>
鉄を未来の主役に。
<VISION>
AIで、次世代の鉄づくりを。

鉄は「産業のコメ」とも呼ばれ、あらゆる分野で基盤となる材料であり、人々の生活になくてはならない金属です。特に日本は世界一の製鉄技術を有し、高度経済成長を大きく支えてきました。
近年、環境リスクの高まりから二酸化炭素排出量の削減が大きな課題となり、カーボンニュートラルの実現に向けた大きな転換期を迎えています。そして長年高い技術力を誇ってきた日本の鉄鋼業界こそがその流れをリードすべきと考えています。
私たちは、テクノロジーを用いてこれからの鉄鋼業界の未来を創り、カーボンニュートラル社会実現への道を切り拓いて参ります。