会社の特徴

【“鉄”と”海水”で水素を作る、中性海水電解システム】
我々の水電解装置は主に鉄(ステンレス鋼)から構成され、かつ海水に耐性を持っており「海水電解装置」の大型化とシステム化に取り組んでいます。高速スケールアップのため、まずはkWスケールにおけるコスト・性能の実証を進行中です。同時に今後のMW、GWスケールに向けた更なる大型化とモジュール化を念頭に、事業者との連携やパートナーシップを進行しています。先人の知見を借りると同時に、既存の発想に囚われない大胆な試行錯誤をエンジョイする集団です。

【想定するアプリケーション・応えたい期待】
私たちは「海水から安く水素を作る」新しい領域の開拓を目指しています。まず熱源や化学原料としての水素需要が集まる沿岸地域で、水素のオンサイト地産地消を実現し、水素供給コストの削減に応えていきます。また再エネ適地である一方、淡水不足に直面している中東やインド地域において、大規模な水素製造と地域課題解決の両立に取り組んでいます。さらに開発が進む洋上風力発電との接続により、再生可能エネルギーの利用拡大にも貢献していきます。

VISION

【pHydrogenの存在意義】
pHydrogenは水素社会の実現とGXの達成を目指し設立されました。これまで私たちの生活は化石資源に支えられてきましたが、再生可能エネルギーへの転換が進行しています。再生可能エネルギー由来のグリーン水素は、化石資源を代替するうえで重要な役割が期待されており、「安定かつ大量な供給体制」と「水素産業の構築」が必要です。私たちはその実現のために、従来の枠組みを超えた新たなグリーン水素の製造システムの開発に取り組んでいます。サイエンスに根ざした本質的な技術革新を通じて、持続可能なエネルギー社会の構築に貢献します。

【pHydrogenの存在意義を果たすために】
● アカデミア発として、常にクリエイティブに新規性・革新性を探求します
● スタートアップらしく、スピード感を持って課題発見/解決を繰り返します
● 長期的な貢献のために、サプライチェーン全体に資する課題に取り組みます

会社概要

会社名 株式会社pHydrogen
代表者名 代表取締役CEO 飛田 貴大
所在地 東京都
会社URL https://www.phydrogen.co.jp/
設立 2025年
従業員数 10人以下
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

飛田 貴大

代表取締役CEO 飛田 貴大

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2019年に株式会社Nateeに創業メンバーとして参画し、事業開発および法人営業として戦略立案から実行まで一貫して推進。創業4年で従業員数50名超への急成長を牽引した。グローバルで戦うためにテクノロジーの専門性を身に付けるべく、2023年に東京大学高鍋研究室の修士課程へ入学。水電解システムの研究に従事。2025年にpHydrogenを設立。

髙鍋 和広

取締役CTO 髙鍋 和広

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2006年に東京工業大学大学院にて博士課程を修了後、同年米国カリフォルニア大学バークレー校博士研究員、2008年東京大学特任助教に着任。2010年にサウジアラビアKAUSTへ渡り、革新的な水電解システムの研究に取り組む。2018年に東京大学工学系研究科化学システム工学専攻教授に就任し、2023年よりGteX(革新的GX技術創出事業) 水素領域 水電解チームのチームリーダーを務める。2024年に日本化学会学術賞を受賞。

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