会社の特徴
⚫︎ 経営理念
私たちは、クロス・オペレーショングループ(xOperation Group)という社名で表している通り、オペレーションに特化した事業を営んでいます。
ビジネスの改革においては、新しい手法や技術など、今ここに無いものが注目され、日々刻々と行われているオペレーションの価値は見落とされがちです。土台となるオペレーションが強くなければ、資金や人材、アイデアや技術を取り入れても、穴の空いたバケツに水を注ぐ状態となってしまいます。
しかし、多くの会社で、オペレーションから連想される目的は、まだまだ「コスト削減」程度の認識に留まっています。
さらに、自社も競合他社も見落としがちな「オペレーション」は、企業成長の伸びしろ、競合優位性、差別化要因がころがっている宝の山です。オペレーションこそ、企業成長の重要事項です。暗黙知を形式知・共有知にし徹底させ、洗練させることで付加価値を増大できる「オペレーショナル・エクセレンス」という概念は、まだ日本で浸透していません。
海外では事業を成長させるために、オペレーションを重要視することは常識となっており、BizOpsという部門や職種もあり、それ専用の求人サイトもあるくらいです。
国内における、BizOpsや各種Opsの知見は少ない中で、オペレーションに特化する弊社は、数多くの事例や知見を有してることもクライアント企業への価値だと考えています。事業を開始した初年度から、日本が誇るグローバル企業や、多くの上場企業、そして成長著しいスタートアップ企業、地域を代表する老舗企業まで多くの企業様から引き合いがあり支援させていただけていることが、その証です。
日本ではOpsへの取り組みは黎明期ですが、私たちの実現しようとしていることに共感し、提供サービスに価値を感じクライアントとなってくださる先駆者の方々がいることに、深く感謝しています。これからも、信じてくださるクライアントの方々に奉仕すると共に、さらに1社でも多くの企業の「クライアントのオペレーションを洗練させ、働く人々が誇りと喜びを感じられる仕組みを構築し、事業成長に貢献する。」ために邁進します。
⚫︎ 事業モデル
当社の事業は全て、日本各社の企業価値を高めるという信念で行っています。
日本人の仕事に関する考え方や実務能力(=オペレーション)は、世界に誇れるほど大きな価値があると確信しています。
企業価値向上のために、多くの企業がAI技術などのテクノロジー活用に取り組み、また、テクノロジー活用を支援するIT企業・コンサルティング企業も多く現れています。
しかしながら、AI技術の進歩だけでは、組織の業務改革は実現しません。
先端技術に適応するために、業務変革の需要は伸びます。
急速に普及を進んでいる生成AIの活用においても、表層的ではなく真に事業や組織に浸透させるために、合わせてオペレーションの改革が不可欠です。実際の生成AI運用には現場の暗黙知を形式知化し共有知化するという泥臭い工程が求められます。AIの進化に比例して、オペレーションの価値が見直されていくことは間違いないと考えております。
そのような理念を元に、当社はコンサルティング(Ops solution)×SaaSプロダクト(AI solution)という事業モデルを構築しました。テクノロジーとオペレーションの融合(=xOperation)によって、オペレーション領域の先駆者として時代を牽引する覚悟が、当社の事業には込められています。
⚫︎ Ops Solution
各社ごとに最適な仕組み化・マニュアル化を行い、定着・運用を支援し洗練化された組織構築を行うことで、オペレーショナル・エクセレンスを実現し、競争優位性を確立するためのコンサルティングを提供します。
従来のコンサルティングは、企業に対して外部から課題を提起します。必要に応じて、競合他社や顧客ニーズなど市場調査も行いレポーティングします。依頼するクライアントもコンサルタントに答えを導くヒント、時には答えそのものを期待します。
結果、コンサルタントは新しい知識、情報を提供しつづける必要があるため、属人性の高いビジネスとなります。それ実現する重要なリソース=コンサルタントの人件費は極めて高額で、クライアントへのコンサルティングフィーは月1,000万円を超えることが通常です。利用できるのは極一部のグローバルカンパニーに限られ、本来、助けを強く求めている数多くの日本企業に対して、オペレーショナル・エクセレンスを実現する機会を提供できません。
また、クライアントの目線で見ても、”外部のコンサルから与えられた課題”という意識で改革に臨むことにより、熱意はまちまちになります。抵抗勢力からの反発を受け、スケジュールの大幅遅延・コストの大幅増加となるだけでなく、プロジェクト自体が頓挫し、「結局、何も変わらなかった」「当社のことを、コンサルは何も分かろうとしなかった」となるケースも珍しくありません。
一方で、私たちは、課題に関する答えは、常にクライアントの中にあると考えています。競合優位性は、オペレーションの卓越性によって確立できると考えています。会社の外にある知識や情報は、競合他社でも容易にアプローチできます。ノウハウは会社の外ではなく、すでに内にあると考えています。会社の内にある巧みの技や、まだ言語化されていてない暗黙知にこそ、価値があります。それを言語化し可視化し仕組化し、オペレーションに落とし込むことが私たちの提供サービスです。
クライアントの目線で見ると、”これまで見えていなかったが、確かに当社の中に存在していた課題”という意識で改革に臨むことになります。関係者が対立するのではなく、文字通り一致団結してプロジェクトに挑み、着実に事業が成長する様は、クライアントの方々からのお言葉、そして当社が支援するプロジェクトの高い継続率に表れています。
⚫︎ AI Solution
ChatGPTがリリースされた2022年末以降、1年僅かで一気に生成AIの市民権が得られており、生成AI=ChatGPTと言っても過言ではない状況となっています。一方で、ChatGPT使いこなせる会社にとっては大きな費用対効果があるが、そこに至るのは容易ではなく、一部の大企業でのみビジネス活用されているのが現状です。
当社は、ChatGPT法人利用で課題となる、セキュリティ・活用促進・利用料金を解決した独自AI製品「OpsAI」を開発しました。ChatGPTの法人活用時に不要な部分を削り、足りない部分を補った上で、かつ圧倒的にコストを抑えることで、2024年5月リリースにも関わらず、2024年9月時点で既に100社以上に有料で導入いただいています。将来的には、約42万社の中堅中小企業(従業員数10~1,000人の企業)にChatGPT法人活用を促進させ、10万社に普及させることを目標としています。
このビジョンを実現するために、パートナー制度によるOEM提供、更にはそれを実現するためのSaaSaaSモデル(=Software as a Service as a Service=SaaS事業自体をサービスとして提供すること)など、類似製品にはない画期的な事業モデルでOpsAIを提供しています。