再生可能エネルギー/累計5.2億円調達

株式会社アルバトロス・テクノロジー

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会社の特徴

アルバトロス・テクノロジーは浮体式洋上風車をはじめとして、潮流・海流タービン、波力タービンの実用化に取り組んでいます。
これらに共通するコンセプトは、構造重量を減らし、ローテクノロジーを組み合わせた単純構造による、設備費(CAPEX)と保守費(OPEX)の削減です。
複数の企業、大学と連携して開発に取り組み、グローバルな気候変動問題と日本のエネルギー問題の解決に貢献していきます。


<研究技術>
01 浮遊軸型風車:FAWT
 軽量・低重心の垂直軸型風車は、超大型台風の厳しい海象を想定しても浮体を小型化でき、低コストの浮体式洋上風車ができます。
さらに、回転する円筒浮体で回転軸を支える浮遊軸型風車(Floating Axis Wind Turbine: FAWT, ファウト)は、海水が軸受となる単純構造です。
起き上がり小法師の仕組みにより、たとえ横倒しになっても直立に戻る「転覆できない」浮体式風車です。

02 潮流・海流タービン
 潮流・海流のエネルギーをタービンにより取り出します。
発電機や軸受などの電気機械類は、常に海面より上にあるため、摩擦ロスやコスト上昇につながる水密構造が不要となり、保守も容易です。
流れの強さに応じて傾斜するデザインにより、支持構造を含めた装置コストが削減されます。

03 回転式波力タービン
 波の中の流体粒子の円軌道を描いて運動しています。これを直接バケットで受けて発電機を回すタービンです。
円運動からの変換なので、動力伝達・増速装置が単純で低コストになります。
発電機等は、常に海面より上にあるため、完全防水は不要となり、保守も容易です。

VISION

風と海の力で 自然と共生できる 未来をつくる

持続可能な社会とエネルギーセキュリティの観点から、火力や原子力発電に頼らない、輸入燃料に依存しない社会を目指しています。特に海に囲まれた日本では、海洋再生可能エネルギーの商用化を進める事が合理的であると考えています。

会社概要

会社名 株式会社アルバトロス・テクノロジー
代表者名 代表取締役 秋元 博路
所在地 東京都
会社URL https://www.albatross-technology.com/
設立 2012年
従業員数 10人以下
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

秋元 博路

代表取締役 秋元 博路

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コメント

河合 将文

河合 将文 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Partner / Chief Sustainability Officer

洋上風力は再生可能エネルギーの切り札として期待されていますが、遠浅の海が少ない日本で大型化を図り発電コストを下げるためには、沖合に設置する浮体式風車が必要になります。
その一方、従来型の浮体式風車では、製造・設置・保守コストが高くなるほか、風車産業の国産化による国内経済への還元が難しい状況にあります。
アルバトロスでは、浮体式に特化したFAWTを開発することで、大幅なコスト削減による再エネの普及と脱炭素社会の実現、純国産化による産業創造と地域経済への貢献、エネルギー安全保障の確保を目指しています。
(引用元 : PRTimes)

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