会社の特徴
ソナス株式会社は、独自の省電力無線通信技術「UNISONet(ユニゾネット)」を開発・提供する東大発IoTベンチャーです。
昨今「IoT(Internet of Things)」の潮流とともに様々なモノのセンサデータを収集・解析する試みが広がっており、データ収集のうえで無線通信活用のニーズが広がっています。
しかし、LTE、Wi-Fi、Bluetooth、近年注目される「省電力広域通信(LPWA)」など、多くの無線通信方式が既に存在しているにも関わらず、これらのいずれでも未だ困難とされている技術課題が存在します。それが「省電力性」「通信可能範囲」「通信速度」すべてをバランスよく実現すること、そして、無線通信特有の「電波干渉」の問題に耐え、安定して通信を行うことです。
これらの課題に対しソナスの開発・提供する「UNISONet」は、「同時送信フラッディング」という新たなデータ転送方式を利用することで、乾電池で年単位持続可能な省電力性を維持しつつ、「通信範囲を容易に拡張できるマルチホップ機能」「ユーザの指示への俊敏な反応」「高精度な時刻同期機能」「画像などの大容量データを収集可能な高スループット性・安定性」といった特徴を、同時に実現しています。既存IoT無線の抱えていた課題を打開する、ブレイクスルー・テクノロジーと言えます。
この新たな転送方式「同時送信フラッディング」は現在世界的に注目を浴びつつあり、海外では関連研究なども増え始めていますが、弊社メンバが大学時代から研究を重ね、いち早く技術の実用化・顧客獲得に至っています。
ソナスは2017年に事業開始し、昨年は大型の資金調達も行って、お陰様で製造業界や土木・建築業界などにおいて大手企業含めた多くのお客様と既に取引を開始しています。ただそれだけではなく、私たちは日本の大学から生まれたこの「UNISONet」を、IoT無線のグローバルスタンダードに育てたいと考えています。
そこに至るためには、製品・ソリューションの洗練、無線モジュールの量産化、知財戦略、パートナー構築、海外進出など、挑戦したいことが山積みであり、多岐に渡る分野のエキスパートが必要です。是非、私たちの挑戦に賛同頂ける方々のご応募をお待ちしております。